RULE UPDATES

法改正・重要更新

「改正された」で終わらせず、いつから、誰に、何が変わり、次に何をするかを整理します。

経審

経営事項審査の評価基準が改正

技能者を大切にする企業の自主宣言、CCUS活用、建設機械、資格評価等が変更。審査基準日にかかわらず7月1日以後の申請へ新基準が適用されます。

対応の確認

  • 現行P点のW項目を確認
  • 自主宣言・機械・資格の証明資料を確認
  • 再審査で等級が下がる可能性も発注機関別に確認
安全

混在作業場所の措置対象を一人親方等へ拡大

特定元方事業者等が行う統括管理、指導、連絡調整などの対象に、一人親方等の個人事業者を含む作業従事者が加わりました。2027年4月施行予定の個人事業者自身の義務とは別の改正です。

対応の確認

  • 現場に入る一人親方等を含む作業従事者を把握
  • 安全衛生協議・巡視・連絡調整の対象範囲を更新
  • 周知・指導・確認の記録様式を見直す
安全

職場の熱中症防止ガイドラインを策定

WBGT等で熱中症リスクを把握・評価し、作業環境管理、作業管理、健康管理、教育などから現場に適した予防策を選ぶ考え方が示されました。2025年施行の重篤化防止義務とは分けて確認します。

対応の確認

  • 現場ごとにWBGTの測定・予測方法を決定
  • 作業強度・服装・暑熱順化・健康状態を含めて評価
  • リスクに応じた設備・休憩・作業時間・教育を記録
契約

建設業法令遵守ガイドラインが改訂

契約・見積・工期・下請取引の実務について、現行制度に合わせた確認が必要です。契約書のひな形だけでなく運用を見直します。

対応の確認

  • 見積条件と回答期間を確認
  • 追加変更の書面手順を確認
  • 支払・検査・引渡し記録を点検
石綿

特定工作物の事前調査者資格が必要に

一定の工作物の解体・改修では、有資格者による石綿事前調査が必要です。建築物と工作物で資格区分を一括にしないよう注意します。

対応の確認

  • 対象工作物17類等への該当確認
  • 調査者資格と日程を確保
  • 報告・掲示・記録を工事前に準備
契約・労務

改正建設業法・入契法が全面施行

受注者による必要な原価を下回る契約の締結禁止、見積書の内訳・材料費等記載、価格転嫁と工期に関する対応などを契約実務へ反映する必要があります。

対応の確認

  • 見積書の材料費・労務費等の内訳を確認
  • 必要な原価を下回る契約にならないよう原価根拠を保存
  • 資材高騰や工期変更を協議・書面化する手順を更新
安全

一定の暑熱作業で熱中症対応体制が義務化

WBGT28以上または気温31度以上で、連続1時間以上または1日4時間超が見込まれる作業では、報告体制・対応手順・周知が必要です。

対応の確認

  • 現場別の報告先と連絡方法を決定
  • 作業離脱・冷却・搬送手順を作成
  • 労働者・関係請負人へ周知し記録
許可・技術者

特定許可・監理技術者・現場専任の金額基準が変更

下請契約総額の基準は5,000万円以上(建築一式工事は8,000万円以上)、公共性のある重要工事における専任の請負金額基準は4,500万円以上(建築一式工事は9,000万円以上)へ変更されています。

対応の確認

  • 古い4,000万円・8,000万円表記を更新
  • 契約変更後の下請契約総額を再集計
  • 配置計画と許可区分を同時確認